おもてなしの幅が広がる簡単テーブルコーディネートのコツ

テーブルコーディネートというと特別な日のものと思われがちですが、
実は食器の組み合わせを少し工夫するだけで、日常の食卓でも簡単に楽しめます。

結婚式や映画で見るような海外の晩餐のシーン、高級フレンチレストランのようなイメージのテーブルコーディネートを浮かべる方もいるかもしれませんが、高級なうつわを使ったり非日常的なアイテムを取り入れたりしなくても、食卓を彩ることができればそれは立派なテーブルコーディネートです。


もちろん下の写真のように格式高いテーブルコーディネートやテーブルセッティングにはきちんとしたルールがあります。フォーマルなコーディネートにはそれぞれきちんと意味があり、おもてなしする相手への敬意が随所にこめられています。

格式高い本格派のテーブルコーディネート

長いお食事の時間を気持ちよく楽しんでいただけるよう、お花の高さやクロスの色も考えられていたり、カトラリーやグラスの配置も、お料理の順番を考え取りやすいものになっています。


ただ、フォーマルなテーブルコーディネートには、おもてなしをする側だけでなく、される側にも、守らなければいけないルールがあり、服装やカトラリーの使い方などに気を使わなければいけません。

お友達同士や家族での食事では逆に緊張感を与え、食事を楽しめないことも考えられます。

my noonのテーマは「15時までのおうちビストロを演出するうつわ」です。これには主婦の方の貴重なリラックス時間をステキに演出したいというスタッフの思いが込められています。

格式にこだわらず、

・おいしいお料理をよりおいしくいただける雰囲気作り

・食事のスタートからワクワクさせる

・食事中の会話がはずむようなおもてなしの気持ち

 

このようなコーディネートを提案できたらいいなと思っています。それではmy noonらしい日常ですぐに取り入れられるようなテーブルコーディネートのコツや便利なアイテムをご紹介していきます!

 


テーブルコーディネートを簡単にする3つの基本

テーブルコーディネートを考えるときに大切なのは、以下の3つのポイントです。

 

① 色をそろえる|テーブルコーディネートの基本

色の組み合わせ次第でテーブルの雰囲気ががらりと変わります。

▶同系色でまとめる:ナチュラルで落ち着いた雰囲気に 

同系色でまとめたナチュラルなテーブルコーディネート

こちらは食器とランチョンマット、カトラリー、花器を、シルバーグレーワントーンでまとめており、ナチュラルで落ち着いた雰囲気を演出しています。

アースカラーのグリーンと八角形が落ち着いた印象を与えるアングルシリーズ


▶補色を使う:テーブルにメリハリをもたせる

補色をつかってメリハリを カラーテーブルコーディネート
モスグリーンのプレートとテラコッタ色のランチョンマットが補色になり、コーディネートにメリハリと新鮮さをだしています。お料理やお花もいい挿し色になっています!

テラコッタ色のランチョンマットが映えるサンドベージュの器

 

▶色で季節感を:春はパステルカラー、秋はブラウンやオレンジなど

季節感のあるパステルカラーで揃えたテーブルコーディネート
春らしいパステルカラーのピンクと白を基調としたコーディネートです。色味だけでも十分春らしさを伝えることができる、そんなコーデになっています。

使用した器はこちら

→ パステルカラーのピンクがかわいいうすかるプレート

 ザラっとした質感の石のようなスクエアプレート

 桜おにぎりをのせた丸いお重「ルフレ|スタックプレート・ボウル」

 → 食卓に花が咲く「ドルチェ花小付」

→ フリーカップとして使える「焼酎カップ|絹衣」

 蓋つきで汁ものが冷めない「大茶|蓋つき茶碗|黒曜」

 

② 高さと余白で整える食器のバランス

大きさや高さのバランスも重要です。例えば、

 

▶高低差:高さのある花瓶やキャンドルを中央に置いて立体感を

高低差で立体感を出したテーブルコーディネート
コンポート型の花器に、トップに高さがくるよう生けられたお花。わかりやすく高低差があり、立体感のあるテーブルになっています。あまりに高すぎると圧迫感があり、また一緒にお食事している方のお顔が見えなくなるので、目線より下の高さに収まるよう工夫が必要です。

二枚重ねたグレーのうつわ「パーチ」
 


▶大小を組み合わせる:大きなプレートの上に中皿を重ねて立体感をプラス

大小のプレートを重ねることで出す高低差
同じ種類のプレートのサイズ違いをただ重ねているだけですが、一枚だけで置くよりもぐっと立体感が出てバランスがよく見えます。お食事のスタートをステキに演出してれます。

ザラっとマットな黒がおしゃれな「黒曜プレート」大皿

上に重ねた「黒曜14cmプレート」

 

③ テーマを決めると失敗しない理由

その日の食事内容やシーンに合わせたテーマを設定すると、全体がまとまります。

 

▶普段のブランチ:カジュアルな雰囲気で木製のアイテムを

木製アイテムを使ってカジュアルなテーブルコーディネート
おいしいパンとサラダとスープ、そしてコーヒーがあればいうことなし!というようなお友達とのブランチは木製のカトラリーやトレーを使ってカジュアルにまとめて。リラックスした雰囲気にお話も弾みます。

 

▶特別なイベント:ガラスやシルバーのアイテムで上品に

ガラスやシルバーのアイテムで特別感を出すテーブルコーディネート

スープ皿に上品に盛りつけたパスタ。お皿も少し特別感のあるものを選んでいますが、その周りに並べるアイテムはガラスやシルバーでまとめると上品で大人のトーンに。おうちでも十分レストランのような雰囲気を演出できます。

パスタ皿としても使える上品なスープ皿

 


日常のテーブルコーディネートに使いやすいアイテム

①料理を引き立てるベースの食器選び

テーブルコーディネートの主役は何といっても食器。以下のアイテムを揃えておくとどんなコーディネートにも使えて便利です。

 

▶ホワイトのプレート:どんな料理にも合う万能なうつわ

白いプレートをベースにしたテーブルコーディネートは、
和食・洋食どちらにも合わせやすく、初心者にも取り入れやすい方法です。

白い食器を使った日常のテーブルコーディネート例
エディブルフラワーの紫が映える「むじな菊」プレート

シンプルな白のプレートは汎用性が高いので、量販店なので安価のもののたくさんありますが、白いシンプルなプレートこそ、うつわの持っている「品の違い」が際立つものです。写真では同じように見えても、近くで見た時やお料理を乗せた時に「良いうつわ」はやはり違います。一番よく使う白いお皿だからこそ、一枚はお気に入りのものを探してみてください。

テーブルコーディネートに使いやすい白い食器はこちら

 

▶個性的なボウル:スープやサラダを彩りよく

個性的なうつわにサラダを盛りつけてポップなテーブルコーディネート
カラーの食器は難しいように思えますが、意外と何をいれてもしっくりくることが多く、サラダやスープなどの副菜にはこれぐらい個性的なカラーを持ってきても◎。ランチやブランチにはポップな色もかわいいですが、まずはくすみカラーからチャレンジしてみると使いやすいかもしれません。

食卓のアクセントに柄のあるうつわはこちら

▶小鉢や小皿:豊富なデザインを取り揃えてアクセントに

小皿の形や色をあえてバラバラにするコーディネート
和モダンな器は洋食コーディネートのアクセントにも「ぎやまん」の小皿

メインプレートはなるべく同じもので人数分揃えた方がコーディネートしやすいですが、小皿や小鉢は色や形がみんな違ってもテーブルのアクセントになってステキです。人数が多い時などは、取り皿は色や形が違うと自分の食器という目印にもなりますね。花型の小皿や小鉢は、上から見た時に食卓に花が咲いたようで華やかになります。

あえて色違いや形違いで並べてもかわいい小鉢・小皿


②テーブルに統一感を出したりアクセントとなるカトラリー

テーブルコーディネートにおけるカトラリーの選び方は、食卓のテーマや雰囲気に大きな影響を与えます。カトラリーひとつでぐっと洗練された印象に変わることも。食器との相性もですが、テーブルクロスとの色のバランスを考えるといいでしょう。

▶シルバー:フォーマル・カジュアルどちらもOK

カジュアルにもフォーマルにも使えるシルバーカトラリー
ガラス食器との相性がいい和モダンプレート「藍珠」

涼し気なガラスと好相性なのはやはりシルバーのカトラリー。白や青の食器とも相性がよく、ネイビーのクロスにも、黒のメニュー表にもよく映えています。


▶ホワイト×ゴールド:クリスマスやパーティー、リゾート感も

ホワイトゴールドのカトラリーはクリスマスやサマーパーティーに
ツートンタイプのカトラリーはそれだけでおしゃれで存在感もあるので、一つあると便利です。白っぽいクロスやストーンタイプのプレートや大理石柄ともよく合います。夏らしいリゾート感のあるコーディネートにはぴったりです。


▶ブラック×ゴールド:和洋どちらでもモダンでシックな印象に

和モダンにも使えるブラックとゴールドのカトラリー
洋風のサラダとの相性もいい「ボタモチ切立皿」

和の生地のテーブルクロスと陶器の和うつわに洋風サラダを盛りつけたモダンなひと皿ですが、マット黒とゴールドの組み合わせならかっこよく馴染みます。お箸よりあか抜けた印象に。

 

③ おもてなし感が出る小物使い

食器やカトラリーなどと違って食事にはなくても問題のないアイテムですが、コーディネートのテーマやイベントの趣旨をわかりやすく示してくれたり、一つあるだけで印象を変えてくれるアイテムです。

▶花やグリーン: 花瓶とセットでテーブルのアクセントに。

テーブルコーディネートに華を添える花瓶と花
お花があるだけで、お部屋に入った時のワクワク感や特別感が違います。この写真のようにたくさんのお花ではなくても、一輪挿しに一輪でも十分華やかに。和のお食事の時には落ち着いた色のお花や枝ものもよく合います。お食事の席ですので、香りの強いお花は避けるようにしましょう。

アンダープレートに使用した「黒曜大皿」

上に重ねたイチジクのようなパープルのうつわ

 

▶ランチョンマット: 簡単に雰囲気を変えたいときに最適

簡単にテーブルコーディネートの雰囲気を変えるランチョンマット

白のテーブルクロスに、アイボリーのうつわ。これだけではなんだかぼやけてしまう印象ですが、一枚パープルのランチョンマットを引いただけで、メリハリも雰囲気もUP!クロスの汚れも防げとっても便利なアイテムです。

ナイフやフォークで傷がつかないサンドベージュのうつわ

 

▶キャンドル:温かみを演出するのにぴったり

温かみや特別感を出すキャンドルをテーブルに
クリスマスや冬のお食事にはぴったりのキャンドル。ろうそくの柔らかい光が空間を温かく照らし、落ち着いた雰囲気を作ります。太めの円柱型キャンドルは存在感があり、季節のリースと組み合わせて。今はLEDのものもありますので、お子さんのいるお食事ではそちらもおすすめ。

アンダープレートに使用した白い切立皿「白露」

上に重ねた雪の結晶のような模様の「藍晶」


▶ナプキン:色や折り方で個性を

色や折り方で個性を出すテーブルナプキン

こちらはハロウィンの時におばけに見立てて折ったナプキン。色や折り方の工夫で、季節感やイベントを盛り上げてくれるアイテムに。

→ 装飾アイテムが映える白い切立皿「白露」

 

▶ペーパーアイテム:これがあるだけで格段におしゃれに

カードやメニュー表などの紙アイテムで格が上がるテーブルコーディネート
和菓子を乗せた「絹衣の串皿」

おしゃれなメニュー表がおいてあるとそれだけでワクワクするお食事会。でも持ち寄りのパーティーなどの場合は事前にメニュー表を作るのは難しいこと。そんな時は、こんな風に季節のモチーフを印刷しておくだけで雰囲気がでます。百円ショップなどでも手に入るので、普段から気にかけておくと良いですね。


初心者でもできるテーブルコーディネートの始め方

忙しい日々の中で、手の込んだテーブルコーディネートをやろうとすると、それだけで疲れてしまいます。あくまでもメインはお料理。コーディネートは時間をかけずに楽しむことを忘れずに!

▶ まずはどの季節にも合うものを用意

毎回季節やイベントに合ったコーディネートを考えているとそれだけで時間がとられてしまうもの。初めのうちは、花瓶はどんなコーデにも馴染むようなとうめいや白のものを用意して、ランチョンマットやナプキン、テーブルクロスもまずはモノトーンやベージュなど、どんな季節にも合うようなものから始めてみると良いでしょう。慣れてきたら、カラーものや個性的なものを少しずつふやしていきましょう。

▶ すべてを詰め込もうとしなし

この記事で紹介したようなすべてのアイテムを取り入れようとすると準備も大変ですし、テーブルがかえってごちゃごちゃしてしまうことも。後片付けのことを考えるとナプキンなどは紙のもので代用したりもOK。また、「今回はカトラリーだけをこだわりのものにする!」「今日は花瓶とお花にこだわる!」など毎回1点にしぼって、楽しく準備してみましょう。回を重ねるごとにだんだんアイテムが充実してくるので、それらを組み合わせる楽しみも増えてきますよ!

簡単にできるシンプルなモノトーンのテーブルコーディネート
ツヤを抑えたマットな白のパスタ皿「白菫」

テーブルコーディネートというとハードルが高そうに思えるかもしれませんが、基本のポイントやアイテムを押さえれば、誰でも簡単に始められます。少し手を加えるだけで本当にテーブルが見違えるので、その魅力にハマっていく方も!

小さな工夫で、日常の食卓がもっと楽しく、心地よい空間になりますよ。

 

これらのテクニックを季節の行事に応用するなら…
下記コラムも併せて読んでみてください。

2月「今年の節分料理に使いたいうつわ」

2月「大人バレンタインに似合うおしゃれな器8選」

3月「ひな祭りのテーブルコーディネート」

5月「こどもの日を、うつわで祝う。」

9月「お月見とは?意味や由来と、食卓を彩るテーブルコーディネート」

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