節分といえば恵方巻と福豆が定番ですが、
「どんなお皿に盛りつけたらいいの?」
「節分らしさが出るうつわって?」
と器選びに迷う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、節分の代表的な行事食とともに、
料理が引き立ち、食卓に行事感を添えてくれるおすすめのうつわと盛り付けのアイディアをご紹介します。
恵方巻におすすめのうつわ|一本まるごと・切り分け、盛りつけ別に紹介
① 恵方巻を一本そのまま盛れる|長角皿・細長プレート

恵方巻は本来切らずに丸ごと食べるもの。
長角皿は、その由来や意味をくずさずに盛りつけられる器です。
15cm~20cmほどの恵方巻を一本そのまま盛る場合、
横に余白が取れる長角皿がいちばんバランスよく見えます。
フラットな形の食器なら太巻きの存在感が際立ち、
切らずに盛っても「どん」とした印象になりにくいのが魅力。
→ 恵方巻一本を乗せるのにぴったりな「絹衣|21cm焼物皿」
② 恵方巻が映える|スレートプレート・黒系のうつわ

太巻きの断面や海苔の黒が映えるのが、スレート系のプレート。
素材感のある器に乗せるだけで、
特別な飾りをしなくても「行事感」が生まれます。
副菜や福豆を小鉢で添えれば、
節分らしいワンプレートコーディネートに。
③ 切り分けた恵方巻に|白・淡色の丸皿

切り分けた恵方巻を盛るなら、
余白を活かせる丸皿もおすすめ。
白や淡い色の器は、
具材の色味を引き立ててくれるので、
彩りのある太巻きと相性◎。
落ち着いた印象に仕上げたいときや、
和洋どちらの料理とも合わせたい場合にも使いやすい器です。
→ 余白を楽しんだり節分ワンプレートとしても使える「絹衣|切立皿」
④ 家族分をまとめて|大皿・楕円皿で恵方巻盛り

家族分の恵方巻をまとめて盛るなら、
大きめの丸皿・楕円皿が便利。
中央に恵方巻を並べ、
周りに福豆や副菜を少し添えるだけで、
節分らしい食卓に。
⑤子どもと楽しむ節分に|洋風プレートでかわいく盛る恵方巻

近年は節分を「日本の伝統行事」というより、
家族で楽しむイベントとして取り入れるご家庭も増えています。
その場合、大人っぽい渋い器よりも、
洋風プレートのほうが子どもにとって
パーティー感や特別感を感じやすいことも。
恵方巻に唐揚げやポテト、フルーツを添えれば、
子どもたちも思わず笑顔になる節分プレートに。
行事だからと気負わず、
いつもの食卓に近い器を選ぶことで、
節分がぐっと身近なイベントになります。
恵方巻だけじゃない|縁起のよい節分料理と、それに合ううつわ
節分といえば「恵方巻」と「福豆」が定番ですが、実はほかにも、古くから親しまれてきた縁起のよい料理がいくつもあります。
ここでは代表的な節分料理を取り上げながら、それぞれの料理に合わせたおすすめのうつわもあわせてご紹介します。
①福茶|節分に飲まれる縁起のよいお茶
福茶とは、お正月や節分など、節目の日に飲まれてきた縁起のよいお茶。
豆を入れることから、特に節分のお茶として知られています。
梅干しや塩昆布、豆まきに使った豆を三粒ほど湯呑に入れ、
そこへ熱湯を注いで作るのが一般的。
地域によっては山椒を入れたり、煎茶を注ぐ場合もあるそうです。

手のひらにすっぽり収まる湯のみで、
豆がふやけるまで待ちながらいただく福茶は、
寒い季節の節分にぴったりの一杯。
まるで漆のような艶のあるカネコ小兵の湯のみでいただけば、
見た目にも温かく、身も心もほっと和らぎます。
② いわし|鬼除けの意味をもつ節分の行事食
焼いたいわしのにおいを鬼が嫌がることから、
節分にはいわしを食べたり、柊の葉とともに飾ったりする風習があります。
香ばしく焼いた塩焼きには細長い長皿、
生姜煮や煮付けには少し深さのある器など、
いわし料理は器の形によって印象が大きく変わります。

八角形でスモーキーな色合いの器は、
和食にもなじみやすく、節分の食卓にも落ち着いた雰囲気を添えてくれます。
無病息災を願う行事食として、
今年の節分にはいわし料理を一品加えてみてはいかがでしょうか。
→ 30cm前後あるサンマにピッタリな美濃焼「アングル 長皿|31.5cm」
③ 節分蕎麦|年越しの意味をもつ節分料理
江戸時代には、大晦日ではなく節分を年越しと考えており、
節分に食べるそばを「年越し蕎麦」と呼んでいたそうです。
その名残から、現在では節分に食べるそばを
「節分蕎麦」と呼ぶようになりました。
蕎麦には、
・そばのように細く長く生きられるように
・風雨に強い蕎麦のようにたくましく
・切れやすい蕎麦にあやかり厄を断ち切る
といった願いが込められています。

写真のように、重ねて使えるスタックタイプの器なら、
下の段にお蕎麦、上の段に天ぷらを盛りつけて、
節分らしい一人分の行事膳に。
上の段に恵方巻をのせても、
コンパクトで特別感のある盛りつけが楽しめます。
栄養価が高く、準備もしやすい蕎麦は、
恵方巻との相性もよく、節分の献立に取り入れやすい一品です。
④ 鬼除け汁(節分汁)|豆を使った体が温まる節分料理
けんちん汁や豚汁に豆を入れた鬼除け汁は、
「節分汁」とも呼ばれる行事食。
豆まきで余った豆を無駄なく使うために生まれたとされ、
寒い時期の節分にうれしい、体が温まる料理です。

→ 厚めのお茶碗は蓋つきでお味噌汁が冷めない「大茶|蓋つき茶碗|黒曜」
いつもの汁物に豆を加えるだけで、
栄養価も上がり、節分らしさもぐっと高まります。
行事の食卓は品数が増えがちですが、
汁物があることで全体のバランスも整いやすくなります。
⑤ 福豆|豆まきのあとの節分の定番
節分といえば豆まき。
「鬼は外、福は内」と唱えながらまいた福豆は、
そのあとにしっかり食べるのも大切な習わしです。
歳の数、または歳の数にひとつ足した数を食べるとよいとされ、
地域によっては落花生をまく風習もあります。
殻付きの落花生なら、まいたあとでも食べやすく、
後片付けが楽なのも嬉しいところ。
細かい福豆は枡に入れて、こぼれてもいいように大皿に盛りつけて。

また、福豆や落花生の淡い色合いが映える小皿に盛りつけても
節分らしいしつらえになります。
⑥ ぜんざい・豆菓子|節分のおやつに楽しむ甘味
節分のおやつとして、
豆菓子やぜんざいを用意するのもおすすめです。
豆菓子は豆まきの延長として取り入れやすく、
ぜんざいは季節の節目を感じさせる、やさしい甘味。
小ぶりの鉢や豆皿に盛るだけで、
食卓にリズムと奥行きが生まれます。

恵方巻をのせた器に、
甘味用の器を少し添えるだけでも、
行事らしさがぐっと増すのは節分ならではの楽しみ方です。
→ 白玉ぜんざいを盛りつけた深いブルーが美しいエイジング広大鉢
節分料理は、恵方巻や福豆だけでなく、
蕎麦や汁物、甘味まで、意外と種類の多い行事食。
料理に込められた意味に寄り添いながら、
それぞれに合ったうつわを選ぶことで、
節分の食卓はより豊かで、思い出に残るものになります。
中でも美濃焼は、和食にも洋食にもなじみやすく、
さまざまな節分料理と相性のよい器が揃っています。
行事の日だけでなく、日常の食卓にも自然に使えるのも美濃焼の魅力。
うつわ選びに迷ったら、まずは美濃焼から取り入れてみるのもおすすめです。