世の中には選びきれないほど魅力的な食器があふれていて、またその値段もピンからキリ。100円ショップや量販店で手に入るかわいい食器もあれば、簡単には手を出せない高級な食器も。
おしゃれな食器を新調したくてもいい食器になかなか出会えないというよりは、いいなと思う食器がありすぎて選べないという方の方が多いのではないでしょうか?
「この食器ステキだな、予算的にもこれぐらいなら買えそうだな。」と思える食器が世の中にはありすぎて、決めきれず、そして、現状家にある食器でことが足りてしまう。
でもやっぱり、カフェやお友達のおうちでステキな食器でお料理を出していただくと、今度こそこんな器を買いたい!と気持ちだけは前向きに。を繰り返し、いつまで経ってもおうちの食器棚をアップデートできない…筆者もその一人です。
今回はそんな風にいつも食器の購入を見送ってしまう方の背中を押せるよう、お気に入りの食卓にするための食器選びのきっかけや失敗しないコツを紹介していきます。
1.予算を決める
先ほども述べたように、食器の種類は無数にあります。同じようなデザインの食器でも値段が全然ちがったり、質感がちがったり。高ければよいというわけではありませんが、お値段と質はそれなりに比例しています。
普段から店頭でステキな食器を見た時にお値段を見る癖をつけておけば、ネットショップでも失敗がないかもしれません。
また食器は2~複数枚で揃える方も多いと思いますので、その枚数分も含めての予算をあらかじめ決めておき、ステキだと思った食器がその予算に収まるようなら、運命の出会いだと思って自分にGOサインを出してみてもよいのではないでしょうか?
2.お料理が実際に盛りつけられた状態を見る
この食器素敵だな。と思っても購入にまで踏み切れない原因のひとつは、使ってるイメージがわかない。うまく使いこなせるかな?買っても無駄になるかもしれないという不安が一番大きいのでは?
実際にお料理がのっている実物を見るのはなかなか難しいかもしれませんが、写真でどんな使い方をしているか、どんな食器と組み合わせているかなどがわかるものを見れると、購買意欲もあがります。HPやnstagramなどで紹介しているお店も多いので一度チェックしてみましょう。
3.和食派か洋食派かを考える
今は和食器に洋食を盛りつけたり、もちろんその逆もおしゃれに見える食器も多いのですが、焼き魚などはやはり洋食器よりも和食器が断然ステキに見えますし、お味噌汁もお椀に。となってくるとそこに合わせる食器もいかにも洋食器では食卓の調和がとれません。両方を一気に新調するのも難しいので、まずは頻度の多いお料理のジャンルのうつわから新調していきましょう。
4.お祝いやおもてなしのシーンを想像する
今度こういう機会があるから。というのは新しい食器を迎える一番のチャンスですね。ご自分の得意料理やお子さんの好きな料理を考えて、それに合う食器を選んでみましょう。お料理でおもてなしをすることはないけれど、来客があるとコーヒーとケーキを出したりする機会が多いのか、コーヒーにちょっとしたお菓子を添えるだけのことが多いのか、それによっても必要なプレートのサイズは変わってきます。まずは一番近いおもてなしのシーンを想像して、その日のために選んでみましょう。結果的にその器が、高い頻度で登場する食器だと思いますよ。
5.汎用性の高い中皿を買う
おかず用としても、取り皿としても、パン皿としても、ケーキ皿としても使える中皿。使用頻度はほぼ毎日。使用頻度を考えると一番コスパのいいサイズです。また、家族の枚数分登場するので、中皿をお気に入りのものに変えるだけで、テーブル全体の印象も一気に変えることができます。
6.少しいい大皿を買う
大皿料理を盛りつけるなら、1枚あればいい大き目の大皿。枚数がいらない分予算をかけられるので、食卓の顔になるおしゃれな大皿を少しステキなものに変えてみませんか?パーティーシーンでも主役になれる大皿は、みんなの目を引く存在に。
7.かわいい小皿や豆皿をあつめる
やはり高い食器にはなかなか手が出ないという方は、豆皿や小皿、小鉢などを集めていくのもおすすめ。ステキな器や有名な作家さんの作品でも、小さいというだけで、お手頃なお値段で買えるものが多いです。お手持ちの大皿でもワンプレート風におしゃれな小皿や小鉢をいくつか並べて使うと、いつもの食卓が見違えます。旅行先やふらっと入ったお店で、小さいお皿を集めることから始めてみるのも良いかもしれません。お気に入りのお店や作家さんが見つかったら、徐々に大きいお皿を揃えていけば失敗なく、お気に入りの食器を揃えていくことができますよ。
8.一年に一度と決めて食器をアップデートする
今ある食器がまだ使えるのに、買い替えるのがもったいない。という考えの方もいると思います。今あるものを使うという気持ちも大事なことですが、食器は大切に使えば一生もの。あんまり気に入っていない食器を一生使い続けることにもなるのです。誕生日や年末年始など一年に一度、1種類ずつぐらいなら、今までお世話になった食器にさようならをして、テンションのあがる器を迎えてもよいのでは?
以上7つの、食器新調のきっかけやコツを書きましたが、良い食器を迎えたいという気持ちは少し増しましたでしょうか?私は書きながら、自分の食器棚にあるあまりお気に入りではない食器を変えたいという気持ちが湧いてきました。生活するに困らない分の食器を持っている方はお財布的にもなかなか踏み切れない食器の購入ですが、おしゃれな食器は実はお料理をする意欲、片付けや整理整頓の意欲もあがります。そして結果的に丁寧な暮らしにつながるのです。
それでは実際に
一つ新調するならこれ!my noonのおすすめ食器14選を紹介していきます。
my noonのおすすめ食器14選
和食派ならこれ!絹衣(きごろも)シリーズ
先ほども述べたようになかなか洋食器に盛りつけるのが難しいのが焼き魚。また丸皿におしゃれに盛りつけるのも結構テクニックが必要です。角皿ならもうそのまま乗せてもよし、笹の葉や季節の葉っぱを下に引くとさらに雰囲気がでます。天ぷらや焼き鳥などはもちろんサラダや和菓子にも合うこの食器は和食派には欠かせないうつわです。
お茶碗にこだわるだけで、何気ない普段のお料理も高見えします。丼や飯碗はぼってりとした形のものも多く、スマートな形のお茶碗はそれだけで上品。白米だけでなく、雑穀米や炊き込みご飯など色のついたご飯もおいしく見せてくれるなんとも言えない色合いと風合いのお茶碗です。
特別な日の特別なうつわならこれ。こだわりのうつわ
決して安くはない器ですが、特別な一枚と言われたらぜひ選んでほしい一枚。生産者が試行錯誤を重ね続けた色の集大成とまで言われる、水晶のようなうつわ。ずっと見ていたくなるそんなうつわです。主役級のうつわですが、シンプルで使いやすいところも魅力的。
水面に広がる波紋のようなプレート。和食ならお刺身。洋風ならカルパッチョ。と、特別な日のフレッシュな食材を美味しく魅せてくれる食器です。和にも洋にも合い、ガラスプレートや白いシンプルな食器と組み合わせて使うことで、上品なテーブルに。
使い勝手抜群のボウル
ついお皿というと平皿にばかり注目が集まりがちですが、使いやすいこのサイズのボウル。
スープ、フルーツ、サラダ、グラノーラなど朝から夜まで大活躍。北欧レトロがかわいい食器です。
家庭料理にぴったりのほっこりあったかい雰囲気を持ちながらも、料理映え、写真映えもOKな人気のリンカシリーズ。プレートではなくボウルを選ぶことで、おかずやサラダ、汁物も、そしてご飯ものや麺、パスタもOKで、一人暮らしの方や食器をあまり増やしたくない方にもおすすめのうつわです。
組合せて使う、豆皿、小皿。
長い時を経てきたような味のある花型のトレー。薄さと形のバランスが絶妙で、いくつか組み合わせたり、他の小鉢と組み合わせて和食プレートに使えば雰囲気がでます。コーヒーとの相性も良いので、こだわりのカップとこのトレーにお茶菓子を添えて出してみては?
一見どこにでもありそうな花型の小鉢ですが、うっすらと青みがかった白とクールでマットな質感はどこにもない雰囲気を醸し出しています。花型のカーブの具合も美しく、お値段もお手頃なので、ぜひいくつかまとめて揃えてみてください。
縁起の良い梅のお花のお皿。取り皿としても使えますし、和菓子をのせるだけでも上品になります。4.5寸皿は14cmほどで、一枚に何品か盛り付けるのに適したサイズです。
和にも洋にも合う3色展開で、八角形の形は並べて組み合わせてを楽しめる小皿。焼きむらの出る焼成方法で、焼き上がりの表情はひとつひとつ違っています。また素地の土と釉薬の組み合わせにより、雰囲気のあるニュアンスカラーが特徴のうつわです。
一枚は欲しいガラスプレート
夏の暑い日やパーティーシーンで活躍するガラスプレート。サラダをこれに盛りつけるだけで、いつもとは違う特別感を演出できます。スモークがかっているので、拭きむらや指紋も気にならず、カジュアルにも使えるガラスプレートです。
高級感とかわいい!が共存しているうつわ。せっかく迎える一枚は持っていないような器が欲しいと思っている方にはおすすめの一皿です。フチのゴールドのプチプチがかわいく、見えるところに収納したくなる器です。
お友だちとお茶する機会が多い方に
いつもマグカップでコーヒーを出しているという方は、ソーサー付きのカップにチャレンジしてみるのもよいかもしれません。手仕事でつくられた美濃焼のカップとコーヒーの相性の良さを実感できる器です。
和のようでいて、洋ガラスのような透明感もあるぎやまんのカップ。こだわりのコーヒーや紅茶にはぴったりです。カフェなどでも使用されており、できた当時からファンも多く来客にも喜ばれる上品なうつわです。
今回はおうちにあるお気に入りではないうつわをアップデートする。をテーマに、思い切って買うならこのうつわ!というおすすめを紹介しました。必要に迫られないと買い替えたり、買い足したりの機会がない食器。
年末年始を迎えるこの季節に、新しい食器を一枚、もしくは一種類だけお迎えしてみませんか?