「お料理に合う食器」「食器に合うお料理」とおしゃれで簡単レシピ集

普段のお食事では、献立を決めてお料理が完成したら、それに合ううつわに盛りつける。というのが普通ですよね?

 でも、うつわ好きの方は、パーティーや特別なおもてなしの日には「このうつわを使いたいから今日はこのお料理」という決め方をすることもあるのでは?

my noonでは食器やコーディネートの撮影の際に、事前にどの器を使ってどんなコーディネートにするかをスタッフ間で話し合うのですが、

「この食器を使いたいからこれに合う季節のお料理は?」と考えるときもあれば、「季節的にこのお料理を作りたいから、これに合う食器はどれかな?」とみんなで意見を出し合うことも。

 

 食事を用意するというのは、ただお料理を作るだけではなく、それを器に盛りつけて、食卓に並べるところまでがセットです。

「お料理×お料理」の組み合わせだけでなく、「お料理×うつわ」の組み合わせ、またお料理は一品ではないので「うつわ×うつわ」の組み合わせも生まれます。

同じ食卓というのはほとんどなく、組み合わせ次第で食卓の雰囲気はどんどん変わります。

 

 今回はその中でも、器の魅力とお料理の魅力をお互い高めあえるような、そんな食器とおしゃれなのに簡単にできるお料理を紹介していきたいと思います。

 

 

1.炭化土ボタモチ切立7.5皿×アボカドクリームチーズ豆腐

 

 和洋どちらにも合うこのお料理ですが、白と淡い緑が映えるよう黒の和のお皿をチョイスしました。家紋のような模様とザラっとした質感で渋みのあるうつわ。厚みもあって高級感があるので、余白を残して盛りつけることでお料理とうつわがお互いの魅力を引きたてるような盛り付けに。

 

アボカドクリームチーズ豆腐

 【材料 (20×10×4cmのバット使用時)】

・アボカド  1/2

・クリームチーズ 100g

・無調整豆乳  200ml

・生クリーム  100ml

・粉ゼラチン 8g

・水  大さじ2

 

【作り方】

  1. バットにラップを敷く。アボカドは種を取り除き、皮をむいておく。 クリームチーズは常温に戻しておく。
  2. 粉ゼラチンに水を加えてふやかす。
  3. 鍋に常温のクリームチーズと無調整豆乳をいれて、ゴムベラ等でなじませる。なじんできたら生クリームをいれる。
  4. 小鍋に移し弱火で熱し、ふつふつしてきたら火から下ろして粗熱を取り、ふやかしたゼラチンを加えて混ぜ合わせる。
  5. アボカドは1cm幅に切り、バットに並べ、粗熱を取った4を注ぎ、冷蔵庫で2時間冷やし固める。
  6. 取り出して食べやすい大きさに切り分け、お皿に盛り付ける。お好みでわさび醤油をつけて。

 

炭化土ボタモチ切立7.5皿を使った他の盛り付け例

 サラダ

野菜とローストビーフのサラダに、紫のエディブルフラワー(食用花)を添えて。このうつわとルッコラの緑、ラディッシュの赤がよく映えます。

紫との相性がとても良いですね。和の食器ですが、フォークを添えてもおしゃれです。 

 

抹茶のテリーヌ

抹茶のテリーヌにあえて和菓子用のフォークを添えて。抹茶粉末の濃淡と食器のぼたもち模様の濃淡がリンクして、ずっと見ていたくなるような絵になる組み合わせです。

 

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2.むじな菊×鯛とピスタチオと梅肉和え

 意外な組み合わせの食材を和えるだけの簡単レシピ。こちらも和洋どちらにも合いそうなお料理を、伝統文様「むじな菊」を釉薬の凹凸だけで表現した上品なうつわに盛りつけました。横に食用花を添えるだけでおもてなしの一皿に。

 

鯛とピスタチオと梅肉和え

材料

・鯛(生食用)  1さく(100g

・梅肉 梅干し2個分

・ピスタチオ 粗みじん切りしたものを大さじ1

・オリーブオイル 大さじ1

・塩 少々

 

【作り方】 

  1. 鯛は小角切りにし、梅の果肉、ピスタチオ、塩少々を加えてたたいてま   ぜる。
  2. オリーブオイル大さじ1を加える

 

 むじな菊を使った他の盛り付け例

鯛のポワレ~クリームソース乗せ~ 

鯛を皮から下にして、パリパリになるまでオリーブオイルで焼く。お好みのクリームソースやタルタルソースの上に焼いた鯛を乗せ、野菜を上から飾りました。白いシンプルな和のうつわと洋のお料理が見事にマッチした一皿になりました。

 

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3.渕錆青銅25cm反型スープ皿×丸ごとタマネギのスープ煮

 

深さのあるスープ皿を活かして丸ごとタマネギの煮込みを。真ん丸のうつわにまん丸の玉ねぎがかわいく、また簡単なのにインパクト大のお料理です。生でも食べれるラディッシュは赤と白のコントラストを出すのにぴったりの食材。青い器に浮かぶ赤と白のラディッシュがとてもきれいです。

 
丸ごとタマネギのスープ煮

材料

・玉ねぎ 2~4個

・固形ブイヨン 1

・ラディッシュ 78

・塩、黒胡椒 お好みで

 

【作り方】

  1. 玉ねぎは皮を剥いて、芯の部分に十字に切込みをいれる。
  2. 鍋に玉ねぎをいれ、固形ブイヨンを加えて玉ねぎが隠れるぐらいまで水を入れる。
  3. 落し蓋をして、弱~中火で30分ぐらいコトコト煮る。
  4. 塩と黒胡椒で味を調えたら、さらに10分ぐらい煮る。
  5. カットしたラディッシュを散らす。

 

渕錆青銅25cm反型スープ皿を使った他の盛り付け例

 トマトパスタ

青の食器に赤が映えるのでトマトパスタを。暑い夏に食欲をわき立ててくれるような盛り付けです。

 

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4.飛白34cm細平長角皿×カラフルあられのえび団子

まん丸な形と5色のあられ、そしてちょこんとついているしっぽがなんともかわいいえび団子を細長いプレートに並べるだけで、かわいさ際立つ盛り付けに。お正月などにもぴったりです。


カラフルあられのえび団子

 材料

無頭えび  8

・はんぺん  1

・玉ねぎ  1/4

・塩小さじ  1/4

・片栗粉  大さじ1

・五色あられ  50g

 

 【作り方】

  1. 玉ねぎはみじん切りにする。
  2. 無頭えびは殻、尾(捨てずにとっておく)、背わたを取り、えびと尾を水で洗ってキッチンペーパーで水気をふきとる。
  3. 包丁で粗めに叩く。
  4. ボウルにはんぺんをちぎりながら入れ、えび、玉ねぎ、塩、片栗粉を加えて粘りが出るまでよく混ぜる。
  5. 4でできたたねを8等分にして丸め、それぞれえびの尾を刺して五色あられをまぶす。
  6. 160℃に熱した油で表面がきつね色になるまで5分ほど揚げる。

 

飛白34cm細平長角皿を使った他の盛り付け例

 おせち料理

おせち料理を一品ずつこのプレートに盛りつけるのも品があってステキです。お正月らしい彩り豊かなおせち料理がお重よりも映える白のプレートです。

 
カラフル素麺

色とりどりの素麺をこんな風に並べて盛りつけると、食べやすくお子様も大喜び。涼し気な盛り付けは七夕にもぴったりです。

 
和菓子

夏らしい和菓子やどこか懐かしさを感じる飴をならべて。おいしいお茶とお出しすれば簡単でステキなおもてなしに。

 

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5.絹衣平型プレート×アボカドサーモンタルタル

 ひなまつりにぴったりの彩り。ひし形の型があればひし形に成形しても◎。和えて重ねるだけですが、手の凝ったお料理に見えます。セルクルリングは100円ショップなどでも購入することができます。あった方が型を抜くときにきれいにできますが、おうちにあるカップなどでも代用できますよ。


アボカドサーモンタルタル

 【材料】

・アボカド 1個

・サーモン 1さく

・クリームチーズ 20

・オリーブオイル

・マヨネーズ

・塩、胡椒

・レモン汁

 

 【作り方】

  1. アボカド、サーモンを角切りにする
  2. アボカドにオリーブオイルとマヨネーズ各大さじ1/2、塩胡椒少々、レモン汁大さじ1/2を和える。サーモンも同じ分量の調味料で和える。
  3. クリームチーズ20gに、レモン汁数滴、胡椒、はちみつ小さじ1を混ぜる。
  4. セルクルリングや、深めの容器に取り出しやすいようにオリーブオイルを塗って、サーモン、クリームチーズ、アボカドの順につめる。この時ラップなどで一つ一つ押し固めていくと取り出した時に崩れにくいです。
  5. 冷蔵庫で30分冷やしたらお皿の上に型から落とす。

 

絹衣平型プレートを使った他の盛り付け例

 ラディッシュと生ハム、いくらのサラダ

スライスするだけで紅白のコントラストをだせるラディッシュを並べる。真ん中に生ハムを立たせるように盛りつけたら、最後にいくらとディルを散らして。


いちごスープ

いちごとグラニュー糖とレモン汁をミキサーで撹拌したイチゴスープに、カットしたイチゴをうかべて。サンドベージュのうつわに赤がよく映えるデザートです。

 

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以上5つの食器とそれに合うお料理レシピを紹介しました。

どれもうつわとお料理のお互いの良さを引きたてているように見えませんか?

どれもおもてなしに使えそうな凝った料理に見えつつ、簡単にできるものをチョイスしました。ぜひうつわと合わせて挑戦してみてくださいね!

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